米作りの準備☆代かきの一日

花冷えで手足の先が冷たいですが、春は確実に進んでいます。
 
ホトケノザ。美しいピンクの花
 
こっちはヒメオドリコソウ

ということで、昨日は一日、代かき作業に励みました。当然、筋肉痛です。
私たちの農法は「不耕起(ふこうき)」ですから、代かき無しが基本なのですが、今年から借りたこの田んぼはしばらく耕作されていなかったので、水が抜けてしまいます。そこで、田んぼに水を引き入れ、レーキ(農具の一種)で土と水を混ぜてドロドロにしていきます。この作業、普通は機械でやるんでしょうが、私たちは丁寧に人力です。並行して、隣の一枚は高さ3メートルにもなる葦(アシ。ヨシともいう)を刈って燃やしました。

嬉しかったのは、田んぼにコチドリがやってきたこと。ツバメも巣作りのため、田んぼに降りて泥を口にしていました。農業を通じて、多くの生き物を育む里地生態系を保全したいという私たちの試み、生き物はちゃんと見ていてくれているようですよ。