(財)日本野鳥の会☆生物多様性セミナーへ参加

野鳥の会を退職したのは1997年3月でした。いろいろな理由があることはあったのですが、野鳥の会の看板を背負っていると、所轄官庁の環境省や委託主に気を遣って、なかなか独自の主張を通すことができなかったことがひとつ。また、自分の未熟さゆえ、様々な会員の方々の様々な意見を捌ききれず、精神的にきつかったことも大きかったですね。

最後は開き直って「何も野鳥の会の中にいなければ自然保護ができない訳ではない。金持ちになって、ドーンと野鳥の会に寄付するなり、基金をつくるなりして、むしろ、外から発言した方が自分の考えが通るに違いない。」なんてことを考えていたことを思い出しました。
それから12年、「金持ちになって、ドーンと・・・」という願望はまったく見込みないものの、多くの環境プランナーの多彩な「知恵」をバックに、昔の同僚に外部から働きかけたところ、まずは、昨晩の「生物多様性セミナー」が開催の運びとなりました。「ここで(来年の生物多様性条約・名古屋会議を控えて)何にも動かないようなら、野鳥の会の存在価値ないよ」とか、脅したんですけどね。=*^-^*=
準備期間が短かったこともあり、いろいろたいへんだったようですが、まず何かアクションすることが大切ですから。
交流会でテレビでお馴染みの柳生博会長から今後もヨロシクとお言葉を賜りましたので、今後も発破かけますよ。